スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

知名度と漫才

漫才には人間性が強く影響する。
ここ最近になってそのことを大いに実感している。

手数と完成度が漫才界を一通り席巻して久しい現代。
次に爆発するのは、人間丸出しの粗いネタだと僕は思っている。
そういう時代の戦い方で鍵を握るのは知名度だ。


知名度の高さの利点は、まず一ボケ目のウケだ。
客の半分が知っているような漫才師がツカミですべることはあまりない。
出てきただけで客の温度は笑うのに十分なほど高まるからだ。
しかし、期待はずれという最も恐ろしいリスクも同時に背負うことになる。
逆に、マイナーな芸人がツカミでドンとウケるのは容易ではない。
とにかく温めて漫才ができる状態までもっていく必要がある。
そこを乗り越えてしまえば、右肩上がりの理想的なウケを作ることもできる。

では、知名度に合わせた戦い方とは何か。
後期のM-1を例に出すと分かりやすい。
2005から2010で決勝初進出の優勝者は4組、それ以外が2組。

まず、決勝進出三度のチュートリアルを考えてみる。
初年度の決勝から四年後の2005のバーベキューネタ。
2001のイメージを引きずる視聴者はほぼいないので、これが初決勝と仮定して間違いない。
2006より熱量は少ないが、芸風は同じである。
しかし、爆発を起こすことはできなかった。
これはネタの良し悪しでなく、客が若干だが引いてしまったことが敗因だと思われる。
当時としては奇抜な芸風が明らかに客に受け入れられていなかった。
そういう人だと知られていた2006では気持ちよくウケていた。

次に、決勝初のブラックマヨネーズ、NON STYLE、パンクブーブー。
彼らはいずれもオーソドックスなネタ。
しかも、ツカミからオチまでが完璧な減点なしの漫才を披露した。
これが知名度の高くない漫才師の正しい戦い方だ。

一方で、サンドウィッチマンだけは特殊な例である。
というのも、実は彼らの2007一本目のネタはあまりウケがよくない。
これは、客ウケだけに着目して見直してみれば分かると思う。
ネタこそシンプルなコント漫才だが、ツッコミの間が独特で客が入って行きづらい。
本人たちの見た目も一役買って、爆発には至らなかった。
だが、審査員たちは二人の才能をはっきりと見抜き、高得点を入れた。
二本目は文句なしのウケをとり、僅差で優勝をものにする。

つまり、一発逆転を狙うべきなのは正当派漫才師。
逆に変形型が最も目指しやすいのが二発逆転だということだ。
三発目以降の常連になると、複雑になるため考察はしにくい。
しかし、爆発のみを目標と考えればこの数字を重ねていくにつれて可能性は低くなっていくと思う。


知られているということは向かい風であり追い風でもある。
これをコントロールした者が勝ち組になれると僕は考えている。
関連記事
21 : 24 : 36 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<オンバト+ 13/06/09 | ホーム | プライドと笑い>>
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://sugunomu.blog.fc2.com/tb.php/77-f7d56f3f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

プロフィール

マルヒト

Author:マルヒト
お笑い好きってか芸人好き
モットーは脱力
頑張って力抜きます
ツイッター@maruhitoOI

最新記事

カテゴリ

お笑い (71)
芸人考察 (14)
小林賢太郎 (3)
オンバト+ (43)
未分類 (6)

タグ


検索フォーム

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。