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プライドと笑い

笑いは常識からの外れ方で決まる。

それは基本的に変わらないし、議論の余地もない。
しかし、その外し方は大きな課題である。

微妙な外し方をすれば瞬発力がなくなり、大きく外し過ぎると誰もついてこれない。
観客の質にも寄る以上はそこに正解は存在せず、間違いもない。
それは個々のカラーとして芯を通していけばそれでいい。


問題はその外し方に対するネタ作りのスタンスだ。
大きく外すか小さく外すかであれば単なる二択だが、そこに至る過程は複雑である。
自分たちのセンスをありのままに出し、大きな外し方をする者。
客への伝え方を重視して、小さい外し方を連打する者。
小さく外すことしかできない者。
大きく外すことしかできない者。

そこには芸人が持つ仕事に対するプライドが表れる。
「客に伝わらなければ意味がない」
「分からないのなら見なければいい」
「自分たちが面白いと思うことで笑いをとらなければ意味がない」
様々な考え方があるだろう。

その一方で、客のほうにもプライドはある。
「自分に理解できないことで笑いをとっているのが気に入らない」
「客が金を払う側なのだから、演者が我を通すのは腹が立つ」
こういう感情は笑いの量に如実に影響を与える。


大切なのはその二つのぶつかり方であり押し引きだ。
両方がプライドを通せば、場はとてつもなく凍りつく。

近年、そのバランスが客側に寄っているように感じる。
最も分かりやすいのがスギちゃんのブレイクだ。
彼はネタでもトークでも自らの弱さが武器になっている。
狙った狙わないに関わらず、視聴者は明らかに彼を見下すことで優越に浸り笑っている。

そういう笑いが悪いとは言わない。
しかし、こういうことが演芸のレベルを下げる要因になることは間違いない。
客への媚が蔓延すれば、芸人の仕事は単なるプライドの切り売りとなる。
正当で質の高い芸は客の反感を買い評価されなくなる。


SNSが普及したことで視聴者は発信者となり自尊心を大幅に高めた。
こんな時代こそ客の一歩前を行く、上から目線の芸人が必要だ。

僕はその筆頭がアルコ&ピースだと思っている。

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