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笑いの裏切りと共感

人を笑わせるには、大別して二種類の方法がある。
裏切ることと共感を得ることだ。


共感の部分だけを抽出したものがいわゆる「あるあるネタ」。
裏切りだけを追求すると野性爆弾のような芸風になるだろう。
しかし、これらのようなどちらか一方だけの純粋な笑いはかなり例外的である。
普通はどちらかにどちらかを潜り込ませて笑いをとる。

その中でも「共感の中の裏切り」はごく一般的に最初期から使われてきた手法だ。
もちろん現代でも笑いの大多数を占めているだろう。
そして、より新鮮な笑いとして「裏切りの中の共感」がある。
これを主流にしているのはジグザグジギー、さらば青春の光といったニュータイプである。
簡単に言えば、ネタの設定が裏切り、ツッコミが共感を務めている。
さらば青春の光にいわゆる「ボケ」という役割が存在しないのもこれが由来だ。
コントの設定自体がボケているのだから、二人は登場人物にすぎない。


このことを考えれば、他に面白いことが見えてくる。
いわゆる漫才とコントの区別の問題についてだ。
漫才にもコントにも明確な定義などない。
もちろん、いくら考えたところで答もでてこない。
だが、先に述べたことは答に少しだけ近づくツールにならないだろうか。

「共感の中の裏切り」は漫才、コントどちらでも広く使われる。
サンドウィッチマンなどの両刀が用いている手法だ。
しかし、「裏切りの中の共感」はほぼコントでしか出てこない。
漫才で使われたとしても、それはアルコ&ピースをはじめとするコント師の漫才である。

コメディはすべてコントと称することができる。
ただ、このようにコントをコントたらしめているものは確かに存在しているように思う。


そして、共感と裏切りにはもうひとつ世間に浸透している型がある。
「共感の中の裏切りの中の共感」だ。
これを利用するのが、例えツッコミである。
ボケ自体は「共感の中の裏切り」で、そこにツッコミが共感を重ねるというやり方。
現在では、フットボールアワー後藤が最もイメージされやすいだろう。

面白いのは、これが生まれたのが「裏切りの中の共感」より前だったということだ。
例えツッコミという文化が浸透し、そこから最初の共感が省略された。
そのことで、「裏切りの中の共感」はより新鮮な笑いとして一般的になりつつある。


組み合わせしだいでは、まだまだ可能性が考えられる。
これからも新たな型が生み出されることがいくつもあるだろう。
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