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コントにおける固有名詞

人間の笑いを引き起こすのに必要なのは、可笑しさの演出です。大衆が物事に対して持つある特定の法則、イメージを裏切ることで笑わせる。これが基本的な構造です。だからこそ「振り」と「ボケ」とが存在します。振りでイメージをふくらませて、ボケで裏切る、というわけです。

しかし、固有名詞を用いた場合は話が違ってきます。とある芸能人名、団体名、地名に対しては人々は大まかな共通認識を持っています(もちろん個人差はありますが)。つまり、お膳立てが何もせずとも整っているので、「振り」が必要なくなるわけです。

これを利用する手法は、漫才において多用されます。時事漫才では、すべてが固有名詞ボケで構成されることも多いです。ナイツは人名、U字工事は県名をネタの種とします。

では、コントではどうでしょう?コントで固有名詞を主軸にするという芸人はあまり見かけません。
コントを繰り広げる舞台の上は、漫才と違って現実には即さない異空間として捉えられています。基本的に客に向けてしゃべることはないので、距離があるのは当然です。
そういうことから、コントで固有名詞を出すのは邪道だとか、ネガティブな感想を持つ人の気持ちも理解できます。
誰よりもそのことを感じているのは、演技をしている演者・ネタ製作者だと思います。だからこそ、コント師たちはコントの純度を落とさないために、固有名詞の多用をためらっているのではないでしょうか?

しかし、その一方で数少ない固有名詞が主軸のコントを振り返るとどういう印象をもつでしょうか。
タイムマシーン3号の「エレベーター」ネタ。オンバト+チャンピオン大会でラバーガールを破った名作です。この中では、次々と人名、企業名が飛び出し、どんどん笑いを起こします。
バナナマンの「宮沢さんとメシ」。ネタとしての直接の笑わせどころには利用しないものの、大物芸能人代表として名前を拝借し、オチには大林素子という名前が使われます。
これらのコントは、固有名詞を多用することで純度を失っているでしょうか?僕は、そういう印象はほとんど持ちませんでした。そしてなにより、ハマったときの爆発力は一段上のように感じます。

世のコント師たちには、このような良質な固有名詞ネタをどんどん作って欲しいのです。
コントに反則なんてないのですから。
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