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キングオブコントのルール改定について

今年もキングオブコントの季節がやってまいりました。
かなり大幅なルール変更がされるようです。
主なポイントは四つ。

・ 決勝進出者は十組
・ 採点方法はすべて一対一の投票制
・ 101人が必ず一人につき一票を投じる
・ 一回戦を勝ち抜いた者だけが二本目を披露する

まず、決勝の枠が増えたことは唯一手放しで喜べるところです。
公式の「コントスタイルの多様性を考慮して」という意見は全くそのとおりだと思いますし、単純に自分が好きなコンビが決勝に来るかもという期待感が一気に高まります。

二番目もなかなかいいルールに見えます。
去年は特に顕著でしたが、油でギトギトのコントを七本、八本と見せられると見ているほうは感受性が壊れていくのを感じるときがあります。
タイマンルールにすることでそれは少なからず解消されるのではないかと期待しています。
あと、いわゆるトップの不利が和らぐことと最下位がいなくなることが長所ですね。

一人一票制に関してはちょっと思うところがあります。
簡単に言うと、「絶対こっちが良かった」という票と「微妙だけどこっちかな」という票の重みが一緒ということです。
点数で二点差、三点差を付けられた従来のルールとどちらが正しいかという問題はそれなりに深刻な問題になりそうだと思います。
審査の傾向をなんとか想像しようと試みているのですが、どうにも難しい。
二つのコントの地力が拮抗していてどちらかを支持しなければならないとき、審査員は何をもって決定するのか。
完成度、斬新さ、手数、安定性など、いろいろ考えられると思います。

あとは、全組二本制の廃止です。
これは普通に考えれば公平性に著しく影響を与える改変です。
しかし、いろいろ考えた結果そんなに悪くないのではという結論に達しました。
大きなメリットとしては、審査に緊張をもたらすことが挙げられます。
全員が二本あるのならば、一本目の点は厳しかったかなと思えば二本目に上乗せしておけば事足りるわけで。
このルールのほうが厳密な審査が行われるでしょう。


今回のルール変更はとにかくグッドタイミングという印象。
お笑いにおいては特にこのような潔いリセットが重要ですから。

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