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ななまがり単独ライブ 「ななまがり光」

渋谷シアターDに行ってきました。


「G」

オープニングコントにして、今回僕が最も好きなネタです。
舞台には巨大なGの立体。
サラリーマン風の初瀬さんが触れると、「ジー」という男性の声が鳴ります。
オチは金髪美女に扮する森下さんの手でGが達して、初瀬さんの「H……」で暗転。
ななまがりはこういうストーリー丸投げのパフォーマンスネタがすごく上手いと思うんです。
こういうの思いつくままに八分くらいやって欲しい。


「ツッコミ」

「めっちゃボケるけど本当に変な人」の社長と、その部下。
さらばのオカリナに近いです。
二人ともいつもキャラが強いから忘れがちですけど、スタンダードな演技も良いですね。


「パンプキン」

全然ウケないのに、意識が高くて楽屋では怖い先輩芸人パンプキン。
オチはパンプキン先輩がしゃべくり007の台本を取り出して、初瀬「でも売れてるんだよなー」。
めっちゃ笑いました。
絶対、モデルいるでしょ。


「爪」

世界一爪の長い男と二位の男。
ひたすら我慢さえすれば平等に伸びるけど、絶対に抜かすことはできないという悲哀。
同郷と判明して県二位に落ちる件は秀逸でした。
これはウケてました。


「中国人」

下ネタです。
オチがちゃんと伝わってなかったような。
ネタの内容的に単純に笑いづらかったのかもしれませんが。


「ボール」

全く知らない形のボールが飛んできて、徐々にそのスポーツの正体が判明する。
グーグルマップのピンみたいなボールでした。
そういうコントが始まるのかと思ったくらいに。


「ネットの悪口」

「悪口は直接言いに来い」と言ったら本当に直で言われるネタ。
そりゃ直のほうが嫌だわな(笑)
展開の仕方がとてもななまがりらしい感じでした。


「サンバ」

セリフ無しのネタ。
こういうのがホントに向いてると思います、ななまがりは。
オチは結構なチャレンジですけどドンとウケてて素晴らしかった。


「メロス」

本の世界からキャラクターではなく活字が飛び出してくるというネタ。
言葉遊びに終始しない良い展開でした。
これもかなりウケてた。


「ヒダクイズ」

長尺でしっかりしたコント。
本人たちはこういうのをどう思ってるのか知りたいですね。
抽象的なものもできるだけに、どちらを本命ととらえているのか。
笑いも切なさもあって良かったと思います。


エンディング

今回の満員越えの客数には本人たちが驚いていました。
初瀬さんいわく「心当たりがなさすぎる」そうです。

実際、ななまがりの人気って全然分からないですけど、単に面白いからみんな見に来るんだと思います。
あと、僕はこういう劇場に詳しくないですが、1200円って安くないですか?
新ネタ十本ですよ?
倍の値段でも行きますよ。


このライブを見て最も感じたのは、演者のやりたいことと客の見たいものがとても合致しているコンビだということでした。
お二人には、今後もどんどん怪しいコントを作って欲しいと思います。

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14 : 15 : 25 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

Twitter開始のお知らせ

いまさらながら、Twitterを始めました。

こことは違い個人的なことも書きますので、ご了承ください。
それでも、お笑い関連が多いとは思いますが。

お笑いに関してがっちり言いたいことはこのブログに書きますので。


よろしくお願いします。

@maruhitoOI

00 : 00 : 52 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

漫才におけるWボケの可能性

漫才のWボケという形式は、現代では笑い飯が成立させたものだと言われています。
しかし、実際には二人ともがボケる形の漫才は初期から存在していました。
象さんのポットからシャンプーハットまで、どの時代にもいたと言ってもいいくらいです。

そんな中、笑い飯がWボケの代表として扱われるのには理由があります。
ひとつは単純にM-1という舞台で大きな成功を収めたこと。
もうひとつは、Wボケの中でももう一段異質な漫才スタイルです。

決められたシチュエーションを繰り返し交互にボケとツッコミを入れ替えるという、本質的には大喜利やショートコントに近い漫才は当時はとても異色でした。
他のWボケ漫才師は、厳密にはボケと便乗だったり、終始ボケとボケで進行していました。
というより、そうせざるを得なかったのだと思います。
さっきボケたばかりの人間が急に大声で突っ込みはじめたら、あまりにも不自然です。
しかし、笑い飯はボケツッコミの1セットごとにぶつ切りにしたショートコント型漫才でそれを解消しました。
本来、演者だけが持っているボケとツッコミという役割を観客に意識させ、一回ごとに入れ替えるように暗に要求するという特殊なものです。
そこでは、ボケツッコミを交代制にすることで明確にし、通常の漫才以上の笑うタイミングのとりやすさを実現しています。
これだけ特別な漫才が受け入れられたのは、全国的なデビューがM-1という独特な舞台だったからかもしれません。

このように、二人が全く対等でなおかつWツッコミでもあるという狭義のWボケにおいては、笑い飯が発明者であるというのは正しいと思います。
近年でも様々な形のWボケが生み出されているものの、笑い飯ほど上手く作れる漫才師はそうそういません。

そんな中、去年のM-1ではジャルジャルがひとつの答えを示しました。
笑い飯とは逆に、しゃべくりでのWボケを完成させたのです。
そこでの妙は、ボケというよりズレに近い小さなボケでした。
大きくボケてしまうと次に突っ込むときの説得力がなくなってしまうという問題を解消し、なおかつフリがほとんど必要ない細かい言い回しの違いで構成しテンポを出していました。
そこには、ツッコミの最中にボケることができるという大きなメリットもあったのです。


Wボケはその性質上、いわゆるシュールな芸風になりがちです。
しかし、使い手によっては上記のような競技用の強い漫才としてのポテンシャルも秘めています。

そこには、まだまだ大きな可能性が残されていて、またいつか一つの時代を築くことになるのだと思います。

これからも、いろいろな漫才師の方にチャレンジしていただきたいジャンルです。

23 : 48 : 11 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

更新再開のお知らせとお詫び

筆者のマルヒトです。

私的な事情でしばらく失踪しておりました。
その間、何の報告もできず申し訳ありませんでした。

ようやく環境が整ったところで、当ブログは再始動いたします。

正直、再開については迷っていました。
しかし、私が何も気にせず素直にお笑いについて書ける場所はここ以外にありません。

やり方は何も変わりません。
お笑いのことだけを書きます。

もし、以前からの読者様がいらっしゃるならば、ぜひ今一度お付き合いいただければと思います。


よろしくお願いします。

01 : 12 : 50 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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モットーは脱力
頑張って力抜きます
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