スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑

モグライダーを考える

マセキの中ではかなりの正当派漫才師。

このコンビを見ていると、ときどき古典落語が思い浮かぶ。
話の分からない男と教養の深い常識人の軽妙な会話。
そういう少し古めかしい懐かしさがこみ上げることが多いということだ。


ボケのともしげは非常に分かりやすい天然。
ある程度は掘り下げないと表に出ないタイプの天然もいるが、この人は出てきて一言喋れば人柄がすぐに伝わってくる。
生まれ持っての声と喋り方、Tシャツ短パンがキャラのプロデュースとしてとても正しい。

この人が最も生きるのは言い間違いネタだと思う。
もともと滑舌に難があるため、ネタにない言い間違いがちょくちょくある。
そこに本ネタの間違いを混ぜられたら、ネタか天然かの区別はほとんどつかない。
そうなることで客はセオリーもリズムも無視した不意打ちを食らうことになる。
それが連鎖したときはボケの力がどんどん増幅していく。

この構図は、近年広がっているネタとひな壇の環境の差異を解決するひとつの方策としての可能性を秘めている。
漫才とひな壇で同種の笑いが作れれば、売れる方向に向かいやすくなるはずだ。


ツッコミの芝はいわゆる優等生型。
客の代弁というよりは客の一歩前を歩き、引っ張っていく存在。
特徴的な声と温度幅の大きいツッコミが武器になっている。
ワードにしてもタイミングにしても「遊ぼう」という意識が強く感じられる。
あえて芯を外すようなセリフは僕が非常に気に入っている部分だ。

ツッコミでありながら一歩引いたシニカルな目線を持っている珍しいタイプだと思う。
若干怪しい風貌ともキャラが合っている。



彼らの漫才を見ると、二人ともいい相方に出会ったんだなあと感じる。
これからも気負わずに漫才を続けて欲しい。

スポンサーサイト
02 : 40 : 01 | 芸人考察 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

お笑い鑑賞に必要な姿勢とその使い方

お笑い賞レースにおいて毎回話題になるのが審査方法であり審査員の選抜です。
これは本当に難しい問題で、結論が出るということはほとんどあり得ません。
ただ、審査員がプロか一般人かぐらいはそろそろ統一することができるのではないでしょうか。

結論から言うと、僕は一般審査を完全排除するべきだと思っています。
オンエアバトルのようにメインコンセプトに用いない限りは。
R-1にしてもMANZAIにしても視聴者票を一つ設けていますが、あれでも大きな問題です。


一般視聴者に欠けているのは、お笑いを鑑賞する姿勢のバリエーションです。
だいたいの人は基本的でフラットな目線をひとつ持っているだけであり、それが公平な見方であると信じています。
実際には、芸人それぞれが作りだす空気に乗っかるために、審査に参加する視聴者には様々な異なる姿勢と態度が必要です。
NON STYLEとおぎやはぎの漫才を同じ目線で見て正しい評価ができるわけがありません。

ちょっと変わったネタを見るとすぐ「面白くない」と断じる人は、大抵の場合はこういうことを理解していません。
「公平な審査」には芸人それぞれが表現していることが見える最善の目線に自分を合わせていくことが必要であり、高度な技術を要します。
もちろん、審査に加わらない観客はそこまで考えなくてもいいのですが、お笑いを楽しむためにはお笑い見る用の姿勢は三種類以上はあったほうがいいと思います。


芸人や飛びぬけたお笑い好きの人はごく小さなライブにも足を運ぶため、テレビには出せない種類の秀逸なネタからホントにどうしようもないネタまでいろいろ見てきています。
それを楽しもうと努力した結果、上記のような姿勢を自分のものにすることができるのです。

審査の技量とは、そこに依存するものだと僕は考えます。

16 : 00 : 27 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |

プロフィール

マルヒト

Author:マルヒト
お笑い好きってか芸人好き
モットーは脱力
頑張って力抜きます
ツイッター@maruhitoOI

最新記事

カテゴリ

お笑い (71)
芸人考察 (14)
小林賢太郎 (3)
オンバト+ (43)
未分類 (6)

タグ


検索フォーム

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。