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ウーマンラッシュアワーの優勝とその意味について

今年のTHE MANZAIはウーマンラッシュアワーが制しました。

その事実の表面的な意味はもちろん分かりやすく大きいです。
しかし、その裏にはそれ以上に大きくいろいろな意義があると考えられます。
簡潔にいえば、これはただの優勝ではありません。


まずは、手数の時代を完全に終わらせたということです。
ウーマンラッシュアワーのボケ数は現代漫才としては非常に少ないです。
早口芸を用いる以上は仕方のないことであり、それを代償に爆発力を出しているとも言えます。
注目すべきは、Bグループの他のメンツ。
学天即、風藤松原、銀シャリという正当派のボケ連打型に囲まれていたのです。
そこで勝ち切り、ファイナルでNON STYLEを破っての優勝。
あまりにも長く続いてきた手数と連打の流れをここで完全に断ち切ったと言っていいと思います。

もう一つはキャラクター漫才での優勝。
去年のハマカーンもキャラを用いてはいますが、メインは喋りの妙です。
ここまでキャラクターに依存した漫才での優勝は、2006年のチュートリアル以来です。
M-1中期の黄金時代を彷彿とさせるものがありました。

さらに特筆すべきは、ファイナルのネタがかなり私的な題材であること。
「ネタは俺が作ってる」、「相方ができちゃった結婚」などが代表例です。
このようなネタは賞レースでは敬遠されがちですし、実際プロの評価を得づらいもの。
準優勝はできても優勝はできないというのが相場なのです。
それを乗り越えたのは一つの大きな事件だと思います。


以上のことを考えれば、ウーマンがいかに真剣に向き合っていたかが分かります。
この大会だけに合わせたからこそ、これらの要素をすべてクリアできたのです。

ウーマンラッシュアワーの優勝によって、この大会の垣根はかなり消えました。
今後、漫才はさらなる多様化が進むことでしょう。
あの漫才はひとつの時代を作るものだったと思います。

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15 : 25 : 55 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

THE MANZAI 2013 決勝

ウーマンラッシュアワーおめでとう!!

やってくれた!
完全で完璧な優勝!

感動しました!



レイザーラモン 「ファッションショー」

前半は既存の技術の組み合わせで、ちゃんと様になってました。
HGのツッコミが少し拙いけど。
みんなが期待してるレイザーラモンの感じではないから、どーんとはいかないですね。
パン一になっても漫才へのリスペクトを感じさせるのは凄い。


チーモンチョーチュウ 「鶴の恩返し」

よくできた賞レース用のネタ。
客の笑いがちょっと分裂してしまったか。
叫びのとこだけに笑いが集中すれば爆発するのですが。


オジンオズボーン 「ファッション」

面白い!
ウケも完璧だったし、史上最高のオジオズ。
このスタイルの底を見てしまった感が悲しすぎる。
ここで死ぬにはもったいない漫才です。
なぜ勝てない。


千鳥 「寿司屋」

いつもながら客ウケがいまひとつ。
絶対に変なことをするんだというプライドは凄いと思います。
目の前のおいしいボケに逃げない。
それでも、自己満足の割合が多すぎるとは思ってしまいます。


学天即 「イライラする」

おお、これは新境地。
学天即がこんなスタイルチェンジするなんて。
あるあるに対して突っ込むからボケが薄くなって奥田さんのセンスがバリバリ引き立つ。
よくこんな最適な型を見つけた。
すげえな。


風藤松原 「ことわざ」

こんなに速く喋れるのか。
ここもダントツの自己ベストで少しびっくり。
僕が普段見てるのは実力のほんの一部なんだと実感。


銀シャリ 「引っ越し」

客が置いていかれてましたね。
しかもそれが序盤だったので後半のボケが生きなかった印象。
魂のレジ打ちなんかは初見のとき大笑いしたのに。
緊張で速くなりすぎたか。


ウーマンラッシュアワー 「最低な相方」

かっこいい。
絶対につかんで絶対に盛り上げ絶対に失速せず絶対に外さないオチというとんでもない構成。
ピークの上にピークを重ね続ける勝つための漫才です。
よく作った、よく演じきった。


天竺鼠 「ハンカチ」

まあ、そうなるよねというウケ方。
オチはもっと大爆発のはずなんですが。
ウーマンの余韻もとれてないからしょうがないか。
天竺鼠ってこういう人たちです、と紹介するのに最適な漫才。


NON STYLE 「船のトラブル」

究極の一般ウケ。
親近感が笑いを増長させています。
後引くものがないという欠点が、僕にとってはどうしても見逃せない弱点です。
終わった後にボケがこんなにも思い出せないっていうのは、ちょっと。。。


東京ダイナマイト 「奥さんの相談」

やりやがった。
実は序盤のボケもいいんですよ。
まあ二本目がたぶんないだろうし、うん。
しかし、これは結構な余裕をもったアウトではないのか。


流れ星 「帰省」

流れ星が決勝!
M-1時代から話題になっていた名作です。
さすがに何十回も見てるから自分は笑わないけど、こんなにハマるとは。
やっぱり面白いんじゃん!


NON STYLE 「熱血教師」

一本目よりは質を少し上げてきたかな。
ここは間を全然ミスらない。
そういうのもある程度のセンスが必要なのでしょうね。


千鳥 「クセ」

えー、これ!?百択は?とまず思いました。
そこからのグレードアップした「クセがすごい」に思わず笑った。
このネタでどうしても勝ちたかったのでしょう。
笑い飯に対するリスペクトみたいなものを感じました。
初めて、千鳥が優勝でもいいと少しだけ思った。


ウーマンラッシュアワー 「最低な相方」

このネタで勝ちに来る村本さんが好きすぎる。
自分のキャラを売ることと賞レースで優勝することを同時に達成するのはかなり困難です。
それを分かっていながら挑戦して成し遂げてしまった。
本人が実際に抱えてる思いを喋るからこれだけの熱がこもる。
それが漫才の迫力に反映した形ですね。
最高の漫才でした。



大会として間違いなく一番の出来。
また一段、漫才がすきになりました。

00 : 56 : 32 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

小林賢太郎演劇作品 『振り子とチーズケーキ』 感想

大阪公演に行ってきました。


前情報通りの地味で濃い作品でしたね。

巻き起こることや展開の仕方が非常に狭い、小さい。
そこで表現される壮大な旅への人間の憧れ。
主人公のほんの小さな変化がもたらした現実的なエンドがとても気に入りました。

竹井さん演じる主人公には自分を重ねる人も多いのではないでしょうか。
自分がどんな人間か説明できない、臆病で卑屈で、でも大きなものにあこがれていてそれをあきらめきれない。
現代風刺にも思えましたね。
そして、この主役は竹井さんにしか絶対にできないと感じました。
このお話にふさわしいあまりにもリアルな主人公は小林賢太郎さんの新境地だと思います。


その中で、既存の小林さんっぽさも存分に見られました。

単純な立体を使った積み木遊びのような舞台転換。
「タングラムの壁」の立体版という感じで、うれしくなりました。
見方によって形が変わるチーズケーキの表すところですね。
あと、次々と展開される劇中劇。
演者としての小林賢太郎が行ういつもの茶番劇が笑いの主軸として機能していました。


今回本当に意外だったのは、小林さんがこんなにも「普通な人間」を描いたことでした。
本当にキャラクターが薄くて、そうでなければ成立しない話でした。
面白かったです。


引っ込んだ後も大きな拍手で三回くらい呼び出されるお二人。
おかげで小林さんの「チョココーティングされた柿ピーの話」が聞けました(笑)

すごく楽しかった。
次も絶対に行きます。

21 : 03 : 46 | 小林賢太郎 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

THE MANZAI 2013 優勝予想

今年のTHE MANZAI決勝進出者が決まりました。

なんというか、多彩なメンツですね。
レイザーラモンと天竺鼠が爆弾。
オジンオズボーンとウーマンと千鳥が独自型。
あとは正当派といっていいでしょう。

とりあえず、グループ毎の流れを読んでみます。


Aグループ
トップのレイザーラモンはどうなるか全く分からないので放棄します。
チーモンは高確率で上の中レベルのウケをとるでしょう。
でオジンオズボーンの後の千鳥って、実はいい流れを作る気がします。
柔らかい空気でできるはずなので。
でも審査員が評価しやすいのはチーモンでしょうね。

Bグループ
正当派の力勝負になると思います。
一番読みやすいところですし、ウーマンでゆるぎないはず。
それでも、気になるのは銀シャリ。
最近、すごくいいんですよ銀シャリ。
ほとんどその二択ですね。

Cグループ
一番読めない。
天竺鼠のウケがワイルドカード以上に不確定要素です。
ノンスタが記録するであろう高い基準点を上回るか下回るかの勝負。
三組いれば誰かが達成してくれると思うのですが。


難しいですね。
まあどれだけグループ予想をしても、そこでは優勝は決まらないわけで。
大事なのは二本目です。
その一点のみで考えたほうが正確だったりしますね。


優勝予想はウーマンラッシュアワーです。
21 : 53 : 51 | お笑い | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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